OSANPOな日々 in 小豆島

ほじくり返しても、なかなか出てこない記憶。
でも、写真を眺めていると自然と蘇ってくる楽しい感覚。

自分の奇妙な行動まで思い出して、なんだか恥ずかしくなる。
ひたすらひとりで、なにもない道路を歩いた夏休み。

時間に縛られることのない日々の記憶は、
ぼくだけしか開けられない箱に閉まってある財産。

小豆島を歩き回ったいつだかの夏休み、今回の記事も長くなりそうだ。




姫路からフェリーに乗って 小豆島へ上陸


フェリーが出る姫路港までは、JR姫路駅からバスに乗って向かいます。
ここから小豆島の福田港までのフェリーは1日7便あります。

本日お世話になる船は「第八おりいぶ丸」大将です。見かけによらず名前が可愛い大将。
こちらのホームページから事前に予約することもできますよ。

第八おりいぶ丸!出航!
所要時間は約100分、離島の旅はこの船内の時間だけでも楽しめちゃうんですよね。

小豆島へフェリーで上陸するルートは、他に岡山や高松から出発するものもあります。
今回の最終目的地は徳島なので、姫路→小豆島→高松というルートを選びました。


天気は快晴、穏やかな海を漂いながらのんびりと船での時間を過ごします。


お盆の時期だからか、やっぱり家族連れが多い。
小豆島はいろんな楽しみ方があるので、どの世代が楽しめるのも Good !!

今宵は近くのキャンプ場で宿を取り、夕方から演劇を楽しみます。
姫路のゲストハウスで出会った方が、小豆島に行くとのことでご一緒しました。

なんとこの方は役者さんで、たまたまこの日にお知り合いが島で演劇をやるというので招待いただきました。
旅先で演劇を見る機会はめったにないので、とても楽しみです。


小豆島の町が見えてきたどー!
島の人口は約28,700人、船でしか渡れない離島では日本国内で最大の人口らしい。


福田港に到着!地図を広げてビール片手に島での過ごし方を妄想します。
さすが観光地、町はなかなか栄えておりバスの本数も方向次第で1日10本程度出ています。
(場所によっては半分くらいしかないところもあるので注意!) 

小豆島は広いので自転車などは借りず、路線バスで移動することにしました。
まずはこの日のキャンプ地まで向かいます。






道路脇から見える植物や景色を楽しみながら、キャンプ場まで少し長めのおさんぽです。


本日のキャンプ地は「田井浜キャンプ場」です。海を眺めることができる小ぢんまりとしたキャンプ場。
他に立派なキャンプ場もありますが、ソロキャンプにはこのくらいの規模感がぴったり。

この日は風が強くなりそうだったので、奥にある草が茂った場所にテントを張る。
ああ、ここで1日だらだら過ごすのもいいなあ。


演劇のはじまる時間までのんびりと歩きながら、大部という場所へ向かいました。



小豆島の北西部に位置する大部地区。この場所にはかつて造船所がありました。
その「砂子造船所跡」で、三日間だけ開かれる演劇場。なんて素敵なんだ。

大部のできごと『とうちゃんとしょうちゃんの猫文学』
芸術祭に浮かれる島の様子を尻目に、この場所には多くの島民の方々が足を運んでいました。

朽ち果てた造船所に突如現れた演劇場で、日が暮れようとしてきた頃に公演がはじまった。
心地よい波音が聞こえる中に力強い声が響き渡る。気がつくと女性ふたりが演じるその世界に没頭していた。
ボートを漕いで本物の海へと出て行くラストシーンは圧巻でした。
偶然出会ったできごとに、すっかり魅了されてしまった私。

演劇が終わり、招待してくれた姫路で出会った恩人に感謝を伝えます。
すると、流れで島民の方と関係者で行われるBBQに参加することに。
演劇についての知識のない私は、ひたすら島のおじちゃんと旅の話で盛り上がりました。
ああ、偶然のできごとだったけど、すべてが楽しかったなあ。

招待していただいて本当に感謝しております。
BBQでお話したみなさんも本当にありがとうございました。

夜も更けてキャンプ地へ戻る途中、フェリーターミナルの塀の上で寝そべって、満点の星空を眺める。
小豆島に着いてまだ初日だってのに、思い出でお腹いっぱいだ。

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