ハンガリーのブダペストをおさんぽ 01




世界遺産 ハンガリーの王宮・ブダ城


ドナウ川向こう岸の駅から出ると、SPARが出迎えてくれた。
SPARは本当にどこでもあるけど、ここの店舗はすごく立派だった。

ブダ城へと歩いて向かう道は上り坂になっていて、なかなかしんどい。
階段を登って汗だくになりながら、坂の上まで登った。
そこには白髪の老夫婦がいて英語で話しかけて来た。

「後ろを振り返ってごらん。ここから美しい景色が見えるよ。」

英語はわからないけど、たぶんそんなことを言ってた。
もちろんブダ城の方が見渡しがいいのだけど、ここで見た光景は不思議と覚えている。

「サンキュー!どうもありがとう。」
と英語と日本語で伝えて、ブダ城へとふたたび歩いた。


王宮というだけあって、ブダ城の周りには立派な建物がたくさん。
まずは『漁夫の砦』へ。

ここからブダペスト全体を見渡すことができるので、スマホ片手に観光客がごった返し。
海外の人の撮影を見てると、日本人って本当に自分のことが嫌いな人種だよなって思う。

ブダペスト!!!
やっぱり街を見渡せる場所って興奮する。

先ほどいた国会議事堂も左手に見えます。
右手に見えるのは最終目的地の聖イシュトバーン大聖堂。でか。


漁夫の砦の門をくぐると大きな教会が。
こちらは『マーチャーシュ教会』と言います。
中にはハプスブルク家の実質的な最後の皇妃・エリザベートがいらっしゃいます。(銅像)


教会の隣にはミュージアムなどもあって、様々な歴史を学べます。
節約旅行の私たちは、もちろん中に入らず笑。

教会の隣にあるブダ城まで歩きます。
建物の絵が描かれたハリボテ(写真左)を日光以外で初めて見た。

この裏からドナウ川とは逆の方向も見渡せたのでパシャり。
観光地の華やかな建物たちとは違って、生活臭のする独特の雰囲気が漂う街。
華やかなものには、必ず裏側が張り付いている。






ブダ城の中を歩く。

いつの日か海外に行ってみたいと夢見て、海外の人に日本のことを伝えるために日本を歩いた。
やっと海外に来れたけど、言葉話せないと伝えられないじゃんか。

歩いていたら太っちょのオッチャンに声をかけられた。

「写真撮ってあげようか?」

王宮の前で撮ってもらった写真には、自分たちと壁しか写っていなかった。
オッチャンは私たちを満面の笑みで見送ってくれた。

日本でもこの旅でもやさしい人に、たくさん巡り会った。
なにか特別なことをするでもなく、されるでもなく、ただただ、人のやさしさがうれしかった。
伝えられる人間には一向になれないけど、いろんなところを歩いて染み付いた記憶が、困っている人にしたくなるお節介の中に染み込んでいる気がする。

ドナウ川に架かるくさり橋から続く、聖イシュトバーン教会を眺める。
日本でも海外でも同じ、川があって橋があって神に祈る場所がある。
そこには人びとが生活していて、十人十色の人生がある。


ブダ城入り口まで到着。
逆走してたのか。それもまたいい。

ここから下って、くさり橋を渡って聖イシュトバーン教会を目指す。
その前に腹ごしらえがしたい… 私たちは歩き続けて全然ごはんを食べない癖がある。


下まで降りてくるとケーブルカーがあった。
歩くのが苦手な人は、ここからスタートするのがいいでしょう。

聖イシュトバーン教会のお話は次の記事で。